Word 2010に一太郎コンバーターを導入する

Word 2010 で廃止、変更される機能」にあるように、Word 2010では一太郎コンバーターが無くなり一太郎ファイルが開けなくなりました(今後コンバーターが提供されるようになる可能性はあります)。

そのかわりとしてよく用いられるのが一太郎ビューアですが、今回はWord 2010に無理矢理一太郎コンバーターを導入する方法を紹介します。

※ 下記に紹介する方法はWord 2007の一太郎コンバーターをWord 2010に導入する方法で、私の方では使用していないOffice 2007のディスクから一太郎コンバーターのみを抜き出して動作を確認しましたが、コンバーターのライセンスについては未確認です。もしかしたらライセンス違反になる可能性もありますので、取り扱いには十分ご注意ください。ライセンス違反であることが確認された場合には当記事も公開を停止します。

※ 下記の方法はWindows 7 Ultimate(64ビット版) + Office 2010(32ビット版)、Windows 7 Ultimate(32ビット版) + Office 2010(32ビット版)上で動作確認を行いました。Office 2010(64ビット版)上ではエラーが発生してコンバータの動作を確認することができませんでした。
 
[手順]
1. Office 2007のディスク内の「Office.ja-jp」フォルダにある「OfficeLR.cab」ファイルから下記のファイルのみを展開します。
(展開方法はWindows 7であれば右クリックメニュー「プログラムから開く」の「エクスプローラー」からファイルを取り出すことができます。また、cab形式に対応した解凍ソフトを用いることでもファイルを取り出すことができます。)

JWSPCNV.DLL_0001_1041
JXW7.DLL_0001_1041
JXW8.DLL_0001_1041
RTF_.DLL_0001_1041
TARO7.CNV_0001_1041
TARO8.CNV_0001_1041



2. 1.で取り出したファイルの名前をそれぞれ下記のように変更します(ファイル名の「_0001_1041」部分を削除します)。

JWSPCNV.DLL
JXW7.DLL
JXW8.DLL
RTF_.DLL
TARO7.CNV
TARO8.CNV

3. ファイルのプロパティから「読み取り専用」を解除します。

4. 下記テキストコンバーターフォルダにファイルを移動します。

32ビット版OS:C:\Program Files\Common Files\microsoft shared\TextConv
64ビット版OS:C:\program files (x86)\common files\microsoft shared\textconv

5.ファイル名を指定して実行」から下記コマンドを実行し、レジストリエディタを起動します。

32ビット版OS:regedit
64ビット版OS:%systemroot%\syswow64\regedit

※ 64ビット環境でのレジストリ編集に関しては「64 ビット バージョンの Windows でシステム レジストリを表示する方法」参照。

6. 下記のようにキーを設定します(キーやデータが存在しない場合は新規作成)。

[キー位置]
HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\Shared Tools\Text Converters\Import\Ichitaro7
[データ:値]
Extensions(タイプ:文字列値):JFW JVW
Name(タイプ:文字列値):一太郎 7
Path(タイプ:文字列値):(手順 4. のテキストコンバーターフォルダのパス)\TARO7.CNV

[キー位置]
HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\Shared Tools\Text Converters\Import\Ichitaro7\NoDialogs
[データ:値]
(既定):(空白)

[キー位置]
HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\Shared Tools\Text Converters\Import\Ichitaro8
[データ:値]
Extensions(タイプ:文字列値):JTD JTT
Name(タイプ:文字列値):一太郎 8-13/2004-2006
Path(タイプ:文字列値):(手順 4. のテキストコンバーターフォルダのパス)\TARO8.CNV

[キー位置]
HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\Shared Tools\Text Converters\Import\Ichitaro8\NoDialogs
[データ:値]
(既定):(空白)




以上で作業は終了です。
以降Wordで一太郎ファイルが開けるようになります。


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コメント / トラックバック5件 to “Word 2010に一太郎コンバーターを導入する”

  1. 名無し Says:

    関連付けはどのようにすればよいのでしょう。
    “C:\Program Files (x86)\Common Files\microsoft shared\Virtualization Handler\CVH.EXE” “Microsoft Word 2010 9014006204110000”
    に関連付けしましたが起動しません。

  2. kinuasa Says:

    > 名無しさん

    jtdファイルをWordに関連づけたい、ということでしょうか?
    そうであれば、jtdファイルを右クリックして「プログラムから開く」からWordを選択して、「この種類のファイルを開くときは、選択したプログラムをいつも使う(A)」にチェックを入れて開けば関連づけが変更されるかと思います(Windows 7の場合)。

    詳しい手順については下記Webページが参考になるかと思います。

    「Windows7 : 拡張子の関連付け法(ダブルクリックで開くプログラムを変更する)」
    http://www.office-qa.com/win/win04.htm

    • 名無し Says:

      私はその方法でやりました。なのに起動しないのです。
      私の場合、Home&Businessなので、Client Virtualization Handlerに関連付けないといけないのです。それで、
      “C:\Program Files (x86)\Common Files\microsoft shared\Virtualization Handler\CVH.EXE” “Microsoft Word 2010 9014006204110000″
      に関連付けしました。
      OSはWindows7(x64)で、Officeは2010 Home&Business(x86)です。

      • kinuasa Says:

        > Client Virtualization Handlerに関連付けないといけないのです。

        なるほど。Click-To-Run(クイック実行)環境ですね。
        申し訳ないのですが、Click-To-Run環境のOfficeを扱ったことがないので私には対処法が分かりません。

        「ファイルの関連付けが正しくないため、Microsoft Excel、Word または PowerPoint 2010 のファイルを開けない」
        http://support.microsoft.com/kb/2464297/ja

        上記ページに対処方法が記載されていましたが、恐らくこれを試してもなお上手くいかないということでしょう。

        Wordでjtdファイルを開くことができ、なおかつWordのショートカットファイルがあるのであれば、そのショートカットをSendToフォルダにコピーする(http://starfort.cocolog-nifty.com/voorlihter/2009/12/windows-7-send-.html)ことで、右クリックメニューの「送る」からファイルを開くことができるようになるのではないかとも思うのですが、私の方では環境が無いため試すことができません。

  3. 名無し Says:

    開くことができました!
    有難うございました!!

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